Q&Aコーナー

Ⅱ、『人生について』

Q1.「人生に意味などあるのです?」

A1.この答えが、もし「人生に生きる意味などないのだ!」であったなら、何とむなしいことでしょうか。一生懸命勉強し、努力して、いい大学に進み、人もうらやむいい仕事、いい家庭を築いたとしても、やがて年老いて死んでいく人生。本当に人生の生きる意味などないのでしょうか。

 聖書には、「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。‥‥結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」(伝道者の書12章1,13節)とあります。天と地とその中のすべてのものを造られた創造主なる神様に、造られた私たち一人一人が、まず感謝することから始まるのです。私たちに必要なものすべてがあり、すべてが実に見事に造られています。そればかりか、私たち自身すら、神様なしには存在しないのです。この神様をたたえ、喜ぶ、つまり、私たちを造られた神様と出会い、神様と共に生きることが、人生の目的であるとわかります。

 聖書に、「祝宴の家に行くよりは、喪中の家に行くほうがよい。そこには、すべての人の終わりがあり、生きている者がそれを心に留めるようになるからだ」(伝道者の書7章2節)とあります。生きるということは、「死ぬ」ということを抜きには考えられません。つまり、あなたの人生で「終わり」も当然、人生設計に入れなければならないということです。どのような思いを持って死に、死んだ後、どこでどうなるのか?このことをしっかりと見すえなければ、本当の人生とは言えません。これについても、神様の主権や導きを必要とします。「何のために生きるのか」、それは、神様を認め信じ、神様と共に生きることなのです。