聖書のメッセージ

11月のメッセージ(Ⅳ)

『心からの喜び』

 「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」

                   (ピリピ人への手紙4章4節)

 秋が深まり、家族だんらんの温かい食卓がこいしい季節となりましたね。ところが最近は、家族そろって食卓を囲む家庭が減って来ているようです。親と子が一緒に食事をしない家庭が多く、同じ食卓を囲んでも、バラバラのものを食べる家庭も増えていると聞きます。

 ところで、ある保育関係のグループの調査で、「あやしたりふざけたりしてもあまり笑わない子が増えている」という結果が出ました。それは、お母さんとのコミュニケーション不足が原因のようです。お母さん自身が、ストレスで笑えない上に、子どもを『物』のように扱ってしまっていると言うのです。子どもは、母親からの豊かな愛情を必要としています。実はこのことは、人間と創造主なる神様との関係にも言えるのです。私たち人間は、神様の豊かな愛情を必要としています。しかし、神様から離れてしまった罪人の人間は、神様の愛の中で生きる、喜びと平安を失ってしまったのです。私たちは、神様との関係を取り戻す必要があります。そのために、神の御子イエス・キリスト様が来られ、罪人の罪を負い、十字架の上で、身代わりの罪の刑罰を受けて死なれ、三日目によみがえられたのです。このイエス様を救い主と信じ受け入れる者の罪は赦され、神様の豊かな愛情の中で、心からの喜びと平安に満たされた人生を送ることができるのです。あなたも、このような心からの喜びを求めませんか。