聖書のメッセージ

4月のメッセージ(Ⅲ)

『人生の唯一の道』

 「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通して

  でなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」

                    (ヨハネの福音書14章6節)

 新年度のスタートです。新しい人生の道を歩み始められた方もおられることでしょう。皆さんは、これまでの人生の選択は正しかったと言えますか。それとも、選択を誤った、後悔している、行くべき道がわからず迷いの中にあると思っていますか。

 ある人が、高層ホテルの25階の部屋の窓から外をながめていると、高速道路が見えました。すると、一台の車にトラブルが発生し、止まってしまいました。後方の車のうち、数台は前方で起きた事を知らずに、故障車が止まっている車線に移って来ました。しかし、早く行こうと思って車線変更して、かえって遅くなってしまいました。人生の旅路においても、前方にあるものがわからず、道を選びそこねることがあります。ある飛行機のパイロットが、事故でジャングルの奥深くにパラシュートで落下しました。道などないジャングルから、どうやって脱出したらよいかわかりませんでした。するとそこへ、事故を目撃した地元の人が、木々を切り分けて助けに来ました。パイロットは「ジャングルから出る道はどこだ!」と叫びました。するとその人は言いました。「道などない。私が道だ。ついてきなさい!」パイロットはその人を信じてジャングルを抜け、無事生還しました。私たちが人生の迷い道から脱出し、真のいのちに生きる道は唯一、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。」と言われる、救い主イエス・キリスト様を信じ、従って行くだけなのです。