聖書のメッセージ

6月のメッセージ(Ⅲ)

『やすらぎの人生』

 「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。

  わたしがあなたがたを休ませてあげます。」

                     (マタイの福音書11章28節)

 6月に入ると、うっとうしい梅雨の季節になりますね。雨が多く、天候が不順だと、気分も体調も、何となくすっきりしないという人が多いことでしょう。そうでなくても、気が重い、何か疲れていると感じている人もおられるのではないでしょうか。ある有名な医者の報告によると、胃腸の不調を訴えて診察を求めて来る患者のほとんどが、何の異常も認められないと言うのです。彼らは、胃腸が悪いのではないかと思っているのですが、実際は、心の不安が原因だと言うのです。「病も気から」と言うように、心の悩み、不安、そしてむなしさは、人生そのものの重荷となって、重くのしかかって来ます。聖書によると、それは、創造主なる神様から離れて生きる罪の結果であると教えています。しかし、イエス・キリスト様は、「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」と言われました。「休ませてあげます」と言うのは、心の重荷を取り去り、生きる意味を与え、新しいいのちに生かしてあげようと言う意味です。そのためにキリスト様は、私たちの罪を負って、十字架の上で身代わりの刑罰を受けて死んで下さり、三日目によみがえられたのです。あなたもキリスト様のところに来て、真のやすらぎと喜びのある人生を歩みませんか。