聖書のメッセージ

8月のメッセージ(Ⅲ)

『信頼の生きる人生』

 「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」

           (ローマ人への手紙10章11節)

 夏の暑い日が続いています。最近は、熱中症などの予防のために、特に暑い中での運動中は、水分を十分に補給することが勧められています。ところが、一昔前には、スポーツなどの運動中に水を飲むとバテると言われていたので、真夏の炎天下の練習や試合中でも、ほとんど水を取らずにいたのです。それが常識でした。また、筋肉トレーニングとしてやっていた、うさぎ跳びや、ひざを伸ばしての腹筋運動も、かえって腰やひざを痛めるということで、今ではやってはいけないことが常識になっています。

 常識というものは、時代と共に変わってしまうものです。今は常識として通用しているものでも、いつかは非常識となってしまうこともあるかもしれません。なぜなら、それらのものは、人間が考えたものだからです。人間の考えやことばほど、当てにならないものはありません。当てにならないものに信頼を置くことはできません。私たちは、永遠に変わらない絶対的なものに信頼を置くべきです。聖書では、「みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に拠り頼む者は幸いである。」と言われています。なぜなら、創造主なる神様のことばは、永遠に変わることがなく、必ず成し遂げられるからです。だから、「彼(主)に信頼する者は、失望させられることがない。」とも言われているのです。あなたも、神様のことばに信頼を置く、確かな信頼に生きる人生を歩みませんか。